元素検定 問題例

さあ,あなたはどの級を受けてみる?

下の例題を参考に,受験する級を決めてくださいね.

(本番の問題文には,すべてふりがなが付いています)

 

3級(中学生~一般教養レベル)


 例題1:使い捨てカイロに使われているのは,どれでしょう?

  ①塩素  ②カルシウム  ③鉄  ④水素         正解:③

 

 例題2:太陽が燃料にしている元素はどれでしょう?

  ①水素  ②炭素  ③窒素  ④酸素           正解:①

 

 例題3:周期表は、元素をどんな数の順に並べたものでしょう?

  ①陽子の数  ②中性子の数  ③電子数+陽子数  ④原子量    正解:①

 


2級(理系高校生レベル)


 例題1:キュリー夫妻が発見した放射性元素は,どれでしょう?

  ①キュリウム  ②ラジウム  ③カルシウム  ④ウラン    正解:②


 例題2:「新しい双子」というギリシャ語が語源の、高性能磁石に

 欠かせない元素はどれでしょう?

  ①Sm  ②Pr  ③Co  ④Nd                正解:④


 例題3:希土類元素(レアアース)でないのは、次のうちどれでしょう?

  ①イットリウム ②ルテチウム ③キュリウム ④ガドリニウム  正解:③

 

 

 

1級(元素マニアレベル)

1級試験では、4択問題20題(各2点)と、記述問題3題(各20点)が出題されます。

 

 例題1:次のうち最も融点が高いのは,どれでしょう?

  ①タングステン  ②レニウム  ③鉄  ④銅       正解:①

 

 例題2質量数12の炭素原子は、他の原子の質量の基準です。しかし周期表をみると、炭素の原子量は整数12ではなく、12.01となっています。また、塩素の原子量も35.45と端数のある数値です。元素の原子量が整数でない理由を、炭素を例にあげて説明しなさい。

 

 解答例:天然の炭素には、中性子6個を含む質量数12の炭素と、中性子7個を含む質量数13の炭素の2種類が存在する。炭素原子はこれら同位体混合物であり、軽い炭素と重い炭素が約99 : 1の質量比で混じっているため、炭素の原子量は12ちょうどではなく、端数がつく。

【採点基準】下線で示したキーワードが含まれていれば各4点加算、そして内容があっていればさらに4点加算の20点満点とする。

 

 

 

Q. 初めて「元素検定」を受けたいと思います。どの級を受験すればいいですか?

A. 元素周期表同好会は、まず3級の受験をおすすめしています。

上の問題例で、「2級が満点」という方は2級に挑戦してみてください。

2級に合格された方は、1級の受験資格がもらえます。

 

Q. 3級と2級の同時受験はできますか?

A. 今のところ、同時受験は行っていません。どちらか1つを選んで受験してください。

 

Q. 合格基準は?

A. 3級と2級試験は4択問題が全50問あるマークシート形式のテストで、35問以上正解(70点以上)で合格です。試験時間は30分間です。

1級試験は、4択問題20問(各2点)+記述問題3問(各20点)からなり、80点以上で合格です。試験時間は30分間です。

 

Q. 検定の勉強はどうすればいいですか?

A. 「元素検定」の問題は、原則として「一家に1枚周期表」と『元素検定(化学同人)』から出題します。目安として、3級は『元素検定』のLEVEL1程度、2級は『元素検定』のLEVEL3程度まで、1級では書籍全体の知識を問います。ただし、書籍『元素検定』にある問題と同じものが出題されるとは限りません。


 

一家に1枚周期表(第6版)

『元 素 検 定』

 

桜井 弘【編著】

 

A5判・272ページ・2色刷

2011年3月 発行:化学同人

 

定価 1,890円